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カナダのハイスクールライフ

「カナディアン・ロッキー」や「ナイアガラの滝」に代表されるように、カナダは雄大な自然に恵まれた国です。北方に位置する為一般に寒いと思われているようですが、太平洋側は気候も温暖で、全人口の大部分はアメリカとの国境に沿った南部に住んでいます。カナダは様々な国からの移民によって支えられています。その為公用語として英語とフランス語が併用されている地域もあります。カナダ人の生活習慣には、イギリス系の人々に限らず、あらゆる国の文化がそこかしこに残っています。それは、カナダ人がそれぞれの祖国の伝統を大切にしながらもカナダ人としての誇りをもって生活していることの証。進んだ国でありながら素朴でのびのびとした国民性は、日本では学べない新しい生き方のヒントを与えてくれるでしょう。

カナダの教育制度
カナダの学校は、合理的かつ自由な雰囲気であふれています。学年の呼び方などに違いがあるくらいで、日本のように一律ではなく、各州の自治に任せている部分が多いので、州によっては若干の違いがあります。また同じ州の中でも学校区により少しずつシステムが違います。しかしほとんどの高校で同程度の科目やコースを提供しています。カナダではたいていの州で、初等教育(Primary education)、中等教育(Secondary education)、高等教育(post secondary education)の3つに区分けされ、12年生を卒業すると高卒にあたります。さらに勉強を続ける人は、その後2年間のCollegeまたは4年間のuniversityへ進学します。授業は午前9時から午後3時までの5時間。学校へ行く服装は、清潔であれば特に規定はありません。体育の授業でも決まった服装は無く、動きやすいウェアであれば良いでしょう。通常、成績(これもグレイドと呼ばれますが)は最高点のAプラスから落第点のFの6段階に分かれています。アルファベット方式の他、パーセンテージで表す場合もあります。必須科目は英語、地理、カナダ史で、その他に数学、科学、フランス語などの選択科目を勉強します。

カナダのハイスクール
昼休みは1時間。ランチは校内のカフェテリアか学校の近くのファーストフードの店でとる生徒が多いようです。お弁当を持参する生徒もいます。カフェテリアの代表的メニューはフィッシュ&チップス、ハンバーガー、スパゲッティなど、1日2〜3種類の日替わりメニューとなっています。値段は2カナダドルから3カナダドルくらいです。ケーキなども自由に買う事ができます。カナダのハイスクールではクラブ活動も活発で、すべて自由参加です。サッカーやアイスホッケー、野球などに人気が集まっています。体育の授業でもバレーボール、アイスホッケー、サッカー、アメリカンフットボールなどの種目を週替りでやっていますが、季節にあわせた独特のスポーツにチャレンジしてみるなど、体を鍛えることも積極的に行いましょう。

ホストファミリーとの生活
家庭生活を大切にするカナダ人の家庭では、一人ひとりが役割をもっています。その中で、子供たちは家の手伝いをする事がルールになっています。冬の雪かき、夏の芝生の手入れ、ゴミを出す事などは、子供たちの役割になっています。それは「しつけ」を兼ねた家風でもあるので、家族の一員として滞在する参加生にも当然要求されるでしょう。カナダの家庭では、子供が18〜20歳になると家を出て一人で住みはじめるのが常識となっています。また祖父母と同居する習慣もありません。一見、家族が少ないようですが、一世帯当たりの家族数は4〜5人となっています。あなたのお兄さんやお姉さんにあたる人がいても、すでに独立しているという可能性があります。週末にはよく家族単位で行動します。友達を招いて庭でパーティーをしたり、広大な国立公園でハイキング、登山、フィッシング、カヌーなどを楽しんだりと、美しい環境の中で、アウトドアライフも盛んですので、ぜひ一緒に体験してください。ここでカナダの平均的な家庭のイメージを見てみましょう。国土の広いカナダの住宅は、都会を除いて、ほとんどがいわゆる一戸建てです。その中にベットルームが2〜3室、リビングルーム、ダイニングルーム、キッチン、地下室があります。冬季のカナダでは地下室は欠かせません。地下室は外気の影響を直接受けないので冬は暖かく、夏は涼しい最高のスペースなのです。地下室のスペースは広く、冷蔵庫や食品を保管したり、大工仕事をしたり、ビリヤード台を置いてあることも少なくありません。家族が増えたときにはベッドルームに使う事もあります。基本的に、ホストファミリーとの生活上で大切なポイントは、国によって違いはありません。


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