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イギリスのホストファミリー

質素で堅実な暮らしぶり
イギリスといえば、まずお茶の時間を想像する人が多いと思いますが、全体的にいうなら、イギリス人の生活は質素で堅実であるといえます。「伝統」を何より重視する国民性から、よいものを大事にいつまでも、がモットーです。滞在中、色々なお宅を訪問する機会もあると思いますが、そのときに必ずといってもいい位に「これは私のおじいさんのおじいさんが使っていた机で」とか「私のおばあさんが花嫁道具として持ってきた鏡台」などを自慢にしていることに気づくでしょう。「使い捨て」で育ってきた若者にとっては、反省させられる点が多いかもしれません。そんな生活ぶりの一端をのぞかせるのが入浴のときだといえます。「お風呂のお湯は10cmまでしか入れないで下さい」というルールの家庭もよくあり、長風呂になれている私達にとっては、びっくりすることもあります。しかし、これも体験。一年間が終わる頃には、「少ないお湯で手早く、効率よく体を洗う方法という論文が書けますよ」などといばるようにならなくては。留学の意義は、違うといわれている文化がどれだけ違うかを見てくる点にあるのですから。また、その食生活にもイギリス人の堅実な国民性は表れています。日常の食生活の基本は肉とジャガイモで、ローストビーフやローストチキンなどの料理は、ほとんどの家庭では日曜日や特別な行事の時に楽しまれています。素材そのものの味を大切にする為味付けじゃあっさりしていますが、それは個人の好みを尊重するイギリスの個人主義からきているのです。また食後のティータイムは、一番大切な家族団らんの時間です。お茶を飲みながらテレビを一緒にみたり、今日あったことを家族で語り合うこのくつろぎの時間は、イギリスの家族の強い絆を体感できる大切な時間と言えるでしょう。

ホストファミリーとの生活
ホームステイの目的は、イギリス人の生活と国民性を直接肌で感じることです。ホストファミリーになった人たちは、自分たちの国を誇りに思っており、イギリス人特有の気質をつくりだしている伝統やものの見方、ライフスタイルについて話してくれるでしょう。そして、一方では日本のことを知りたがっています。日本への興味や関心は一般の人々にもかなり浸透してきています。こうした興味や関心に応え、日本の現状を正しく伝えることも、参加生の大切な役割です。ホストファミリーは、あなたが快適に暮らせるようになんでも相談にのってくれるはずです。しかし、あくまでも家庭の子どもとして受け入れられるのですから、その家庭のルールにあなたから合わせていかなければなりません。食生活やマナーの違いに戸惑うこともあるかもしれませんが、すぐに慣れてしまうものです。こうした習慣の違いについては、出発前のオリエンテーションの際に十分お話いたしますので、心配せずに出発する事が出来ます。実際にホストファミリーと生活を始めてからは、わからないことや戸惑うことはどんどん質問してください。そうすることで、イギリス人のライフスタイルをひとつずつ理解することになるのです。

家族の一員としての役割
ホストファミリーは、あなたを家族の一員として迎えます。その心に感謝し、子どもの一人としてふるまうためにも、家族の一員として行うのが当然の日常作業はお手伝いするのが自然な姿です。イギリスでは、11歳以下の子どもだけに留守番をさせて親が外出することは法律で禁じられているので、年下の子どものいる家庭では、年上の子どもとして面倒を見ることをたのまれるかもしれません。そんな時は喜んで引き受けてください。どこの国でも、子どもはよき先生となります。イギリスでは、16歳以上になると自分の行動の責任は自分で負う、ある程度一人前としての行動を要求されます。パーティーに招待された翌日にはThank you cardを出すといった気配りが出来ないと「躾が行き届いていない」と思われて恥ずかしい思いをすることになります。基本的に、ホストファミリーとの生活上で大切なポイントは国によって違いはありません。

体験談

管愛里さん。
イギリスに来て初めて、「自分の足で立っている」と強く感じる今日この頃。日本では人に指示されてその通り動く事が殆どだった。イギリスでは授業の出席、欠席も、宿題をするしないも自分次第。その分が抜けるだけ。特に哲学と英語の宿題は、時には徹夜になることもあるけど、分からない事があるときは、先生に質問しに行けば大丈夫。頑張ってやっています。PE(体育)のクラスは本当に楽しいです。イギリスで有名なスポーツ、ネットボールも学ぶ事が出来ました。スポーツで国境は越えられる!と思いました。学校には大きなテントがあり、休み時間や授業のない時にみんな集まってお菓子を食べながら話したり、ゲームをしたり、音楽を聴いたり、踊ったり、とても楽しく過ごしています。

茂野綾美さん。
普段は家でfilmを見たり、テレビを見たりして過ごします。あとは、今、家の改造中なので、バスルームのタイルはがしを手伝ったりもします。でも話をしている時間が一番多いかな。リビングで、キッチンで、立ちながら、座ってteaを飲みながら、mumやホストシスターと、お互いの国の文化や歴史の話しや家族の話まで、いろいろな話をします。Mumは自分の生い立ちから今までのことを包み隠さず話してくれるし、休みのときにだけ戻ってくる大学生のホストブラザーも、みんな私を本当のfamilyのように扱ってくれます。日本を離れてからホームシックにならないのも、このファミリーのおかげ。このファミリーに来て、すっごい幸せだな〜とつくづく思っています。


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