![]() あなたの第二の家族 EFに登録しているアメリカのホストファミリーは、すべて金銭的報酬を受けないボランティアです。彼らは、異国の若者を自分の子供として受け入れ、共に生活することによって、自分達、または自分の子供達が、人と分かちあうことの素晴らしさを身をもって体験しようとして、自ら進んでホストファミリーとして名乗りでてくれた人たち(ボランティア)です。また、異国の人であるあなたがアメリカのことを知りたいと願う気持ちに応え、自らがあなたのアメリカの家族となることであなたにアメリカの生活を体験し学ぶチャンスをくれる人達です。これから異国へ旅立つあなたにも不安な事や期待が一杯あるのと同じように、彼らもまた、受け入れる学生との生活に不安と期待を感じているのです。その為、EFでは、選抜の段階から、異文化圏の若者を受け入れてくれるという事はどういうことなのか、どのような問題が発生しうるのかなどをホストファミリーと話し合い、EFが適切と判断した家庭のみを参加生を受け入れる家庭として決定しています。その際の審査の手順としては、通常、家庭状況に関する書類審査で選抜し、EFの地域担当者が実際に家庭を訪問し、綿密にその家庭状況をチェックします。このようにして最終的に選ばれたホストファミリーと、各参加生の調査書をつきあわせ、そのホストファミリーに最も適していると思われる参加生を選び出し、ホストファミリーと話し合って決定します。次に、決定した参加生の国の文化などについて、ホストファミリーは、過去の体験者などの話を聞いたり、問題点を話し合う会合に出席したりします。こうして自分達の「家族の一員」が到着する準備を行うのです。アメリカの親子関係 アメリカでは、子供が生まれても、主体は夫婦で、子供はその生活にあわせていくのがあたりまえとされています。レジャーなども、夫婦が休みたい、泳ぎたいから出かけ、子供はそれにくっついてくるというのが普通のパターンです。だからといって、自分勝手というわけではなく、子供を愛しているのはどこの国も親でも同じです。但し、子供が生まれたときからすでに子離れしている部分があり、子供は個別の人格としてみなしているのです。この意識の上での家庭教育ですので、家庭の中でのルールがきちんと決められ、子供たちはそれに従うことが義務付けられています。もし、子供がこれを怠った場合は、「他の人の迷惑がかかったから」という理由でしかられ、罰を受けることになります。家庭は、社会へ出る前の準備をするところで、子供たちの独立の手助けをしてやるのが親であるという考え方があらゆる行動に表れてくるのです。そして、その準備をどのように応用していくかは、それぞれの自由に任されます。だからこそ、家庭での生活は、かなり厳しいものとなっている場合が多いのです。参加生のことももちろん、自分たちの子供と考えますので、容赦はしません。当然、家族の一員として、ルールを課し、それを守る事を期待しています。参加生の多くが、目上の人を敬い、尊敬の念を行動で表すことを覚えて帰国するのも、このようなホストファミリーとの生活の成果でしょう。 コミュニケーション アメリカは、色々な国の人達が集まってできた国です。当然、それぞれの先祖はヨーロッパをはじめ、南米、アジア、アフリカなどから来ています。日本のように、もとは多民族でも閉鎖的な状況で発展した文化では、生活様式も似たりよったりで、他の人の気持ちを察すのは比較的容易ですが、アメリカでは、そうはいきません。このような理由から、アメリカの民族の歴史の中で、必要不可欠だったのが、言葉によるコミュニケーションでした。アメリカでは、コミュニケーションは生活をしていく上でとても大切なこととされ、家族の中でも、自分の気持ちや考え方を話す事を要求されます。自分を知ってもらうように努力することは、人と人の関係の中では、とても重要なこととされています。心の内をさらけだすことに慣れていないため、毎年、多くの参加生が苦しむ点もここにあります。今まで会ったこともない人同士がひとつの屋根の下に暮らすわけですから、最初からすべてが順調にいく訳がありません。大切な事は、興味を持ち、何でも質問をすることです。そうすることで、お互いの行動や考え方が分かり合えるようになります。そしてその結果、信頼関係が生まれます。分かろうとする努力をしてはじめて、自分も理解してもらえるのだということを忘れないで下さい。
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