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アメリカのハイスクールライフ

日本のおよそ25倍の広さをもつアメリカは、東部、中部、山岳、太平洋、アラスカ・ハワイと5つの時間帯があるのを見ても分かるように、とてつもなく大きい国です。また、大自然の素晴らしさに負けないのが、新大陸にアメリカ人が築いた文化です。アメリカは、様々な国から移住してきた人々によって支えられ、豊富な土地と資源によって急速な発展を遂げました。自由でエネルギーに満ちた国民性は、勤勉と勇気を持って働けば、全ての人が平等に冨を手に入れることができるというフロンティア精神から生まれたものです。このように、アメリカ人の行動の背景には、文化に根付いたものの考え方や価値観が多くみられます。アメリカ人は、ウィットに富み、ちょっと親しくなると自宅に招待するほど社交的です。自由でオープンな国民性はきっとあなたに楽しい学校生活を体験させてくれるでしょう。

アメリカの教育制度
アメリカの教育制度では、基本的な学校の運営から、カリキュラムの作成、教科書の選定など、すべて各州単位で決定され、詳細は各学校長の権限により決定されています。従って、各学校のシステムは実に様々で、全国的に統一された教育制度はなく、それゆえ個性豊かであるともいえます。通常新学年は8月終わりから9月初旬に始まり、翌年の5月中旬から6月末頃に終了します。参加生は全員、アメリカの後期中等教育機関であるハイスクールに直接入学登録をし、入学する学年、選択する科目などを、カウンセラーと話し合いの上で決めます。

アメリカのハイスクール
アメリカのハイスクールで最も尊重されるのは、自分の意見を持ち、色々なことにチャレンジするという姿勢です。その為に、授業も選択制になっていますので、学びたいことが自分の意思で決められ、授業中も発言をしたり、論文を書いたりして、自分の意思を述べる場が非常に多くなっています。日本の参加生が最も苦労するのも、逆に魅力的な点も、ここなのです。参加生は英語1科目に加え、アメリカ史またはアメリカ政治を選択する必要がありますが、その他に写真、報道、演劇、コンピューターなど、日本では珍しい科目を選択する事ができます。ランチタイムには、友達とともにくつろいでおしゃべりを楽しみます。生徒はカフェテリアで昼食を買うか、家からお弁当を持ってきます。カフェテリアで選ぶ食事は1〜2ドル程度が一般的です。

カジュアルなスタイル
服装は、シャツやセーターにコットンパンツかジーンズといったカジュアルなスタイルが一般的です。通学は、スクールバスを利用する学生が多いようですが、学校によっては車で通学することが認められています。アメリカの市民生活では車が不可欠で、通常の授業の科目の中に、運転免許取得コースが含まれている学校もあります。参加生にも運転免許を取得する機会があります。16歳以上で、日本の保護者の承諾がある事が条件ですが、学校によっては、このコースを設けていないところもありますので、ご了承ください。運転免許をとることは、あくまでもプログラムの目的ではありませんので、このために帰国日を延ばす等の特別な手配をすることはできません。

フリータイムは積極的に
アメリカの学校でフリータイムをどのように過ごしたかによって、友達の数がかわってくるといっても過言ではないでしょう。共通の目的をもって何かに打ち込むことにより、友情がつちかわれていくのは、日本もアメリカも同じです。アメリカのハイスクールでは、アメリカン・フットボールをはじめ、バスケットボール、野球、バレーボールなどのスポーツが盛んで、時に学校を挙げて応援にでかけることも珍しくありません。もちろん、文化活動もさかんで、演劇に熱中したり、ボランティア活動に参加したりと、これまた、人の輪を広げるいい機会です。参加生の中には、日本語クラブの即席講師になったり、近所の小学校で日本語や折り紙を教えたりと、各自、精神的に活躍している人もいます。もうひとつ、アメリカのハイスクールライフで学生の関心を集めているのが、色々な機会に開催される各種ダンスパーティーです。アメリカ人は、パーティーが大好きで、大がかりなイベントからホームパーティーまで開き、楽しい一時を過ごします。その最大のものは、プロムと呼ばれる、卒業記念パーティーです。男女がペアになって正装して出席するこのパーティーを、あなたも一度はテレビなどで見たことがあるでしょう。

学校での相談相手
アメリカのハイスクールには、選択するべき授業や学校生活について相談できるカウンセラーがいて、個人的な相談にのってくれます。彼らは、参加生の日本での成績と英語力を基準に、編入する学年を決定します。たとえば、高校2年の8月に参加した場合、カウンセラーは参加生の二年前から出発までの成績を参考に判定し、通常11年生(ジュニア)のクラスに編入させます。また、アメリカのハイスクールによくある飛び級の制度を利用し、高校2年で参加した場合でも、高校3年(シニア)に編入する参加生もいます。この基準は、各学校によって様々ですので、どの学年に編入されるか、また、どのような科目を選択する事が許可されるか、また卒業できるかなどを事前に知る事はできません。何よりも、日本での勉強の努力の結果がここで発揮されるわけです。


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